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活動レポート

里山でレベルアップ!~第2回中級者向けプログラム~【2020年10月24日実施 / 南沢緑地保全地域 / 湧水 / 保全エリア巡回 / 保全計画 / 竹垣づくり / 下草刈り / 植樹 / 東京ボランティア / 緑のボランティア】

本日は、緑地保全ボランティア経験者が対象の「中級者向けプログラム」の開催です。
継続して良好な緑地を維持していくための保全計画や管理方法を学び、ボランティア団体が定例活動で行っている保全活動を体験し、一歩踏み込んだ緑地保全のノウハウについて学んでいきましょう!

活動場所は、東久留米市のほぼ中心に位置し1日1万トンもの湧水が出る、南沢緑地保全地域です。環境省の名水100選に東京都で唯一選ばれている場所です。

湧水

まずは、当保全地域の概要について説明を受けました。
東西に流れる水路をはさんで約7mの高低差のある緩斜面地であること、湧水地が4か所あり、地形も起伏に富んでいるため、小規模ながら多様な自然環境があり、水と緑に親しめる自然空間であることを学びました!

自然観察

概要説明を受けた後は、2班に分かれ、保全エリアを巡回し、実際に現場を見ながら保全計画や管理方法についての解説を受けました。

自然観察

こちらの雑木林は、元々畑だった場所にクヌギ・コナラ等の実を植えて育てた場所で、全てどんぐりから木になった場所です!また、こちらのエリアを苗圃としており、育てた苗を他の場所へ移植したりもしているとのこと。一本一本が大きく元気な木に育つためには、草刈りや間伐などの手入れがとても重要で、定期的に行っているそうです。

雑木林

続いて、竹林の管理についても学びました。南沢緑地保全地域の竹はモウソウチクという種類で、生育が早く、放っておくと、一帯が荒れた竹林と化してしまいます。林内が暗くなり、林床植物が発育しない要因となるため、混みあいすぎた竹を間引き、常に適切な密度にしておく必要があるそうです。そして、間引いた竹は無駄にせず、緑地の境界沿いに竹垣を作る時などに活用します!

竹林

自然観察

イネ科のオギが繁茂しているエリアへも行きました。オギは繫殖力が強く、またこのエリアの日当たりが良すぎることから、過去に何度も刈り取っているのですが、しばらくすると写真のように生い茂ってしまいます。継続的に手を加えていくことで、将来的には多様な生きものが共生できる雑木林にすることを目標としているそうです。

保全エリアを巡回した後は、学習したことを踏まえ、保全活動をしました。

こちらは、先ほど観察したオギ原の草刈りの様子です。大人の肩くらいまで伸びたオギを片っ端から刈り取ります!

さすがは中級者!手際よくどんどん刈り取っていきます。

あっという間に、あんなに繁茂していたオギやクズ等がなくなり、綺麗に!!

そこへ、苗圃で育てたオニグルミやクヌギの苗木を植樹しました。

植樹

強く元気に育ってくれると嬉しいですね♪

間伐材の活用方法として、竹垣作りにも挑戦しました。

まずは、竹垣に使う割竹を作ります。ノコギリで一定の長さに竹を切りそろえ、ナタとカケヤを使って半分に割ります。

割った竹は、地面に差し込みやすいように、先端を尖らせておきます。

続いて、竹垣の支柱となる木杭を、2メートル間隔で地面に打ち込みます。

長い割竹を横に渡して、針金で結束すると、基礎部の出来上がりです!

竹垣づくり

竹垣づくり

そこへ、先ほど作った割竹を入れて、地面に打ち込んだら・・・

立派な竹垣の完成です!人工的な柵と違って、自然素材で出来た竹垣は味わいがあり素敵ですね☆

最後は、横に渡した割竹と縦に入れた割竹をシュロ縄で結束し、より頑丈にします。

参加者全員横一列に並んで、「男結び」という結び方を学びました!この結び方がなかなか難しいのですが、皆さん頑張って習得していました♪

本日は、「中級者向けプログラム」にご参加頂きありがとうございました。今回の活動を通して、もっとやりたい!より興味がわいた!と感じて頂けていたら嬉しいです♪
また、別のイベントへもご参加くださいね☆